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【コラム】年金の「こっこふたん」って何?

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国民年金法案が衆議院を通過しています。

「国庫負担(こっこふたん)」を3分の1強から
2分の1に割合を上げる、という内容が含まれています。

年金をもらっている方に対する年金給付の額の出所は
大きくは2つ。

保険料と税金です。

国庫負担というのは、国民年金の給付に対する、
税金投入の割合のことです。


つまり、この法案は、年金を支払う額の税金投入分を
3分の1強から2分の1強へ増やす、ということなんです。

もちろん、その結果として、毎年の国家予算に占める
社会保障費負担の負担は増えますし、私たちの払う
税金は、より多く今年金を受け取っている方へ
回っていくことになります。

まだ、年金をもらっていなくて、働いて税金を払っている
だけの人は、ちょっと、つらいものがあるかもしれません。


しかし、この税金投入割合を増やさないと、どうなるか?


まずは、年金は積立金があるので、それを取り崩します。
そうすると、今後の労働人口減少と高齢化により、
あっというまに積立金がなくなり、年金は破たんする、
と推計されています。


では、保険料をもっとあげる、という方法はどうでしょう?

平成16年の改正で、あと数年間少しづつ上げていくが
その後は、固定しよう、足りないときは、年金額を減らそう、
ということになりました。

どうして一定以上、保険料を上げないことにしたかというと、
収入に対する負担があまりに大きすぎてしまうから。


もう一つは、年金支給額を減らす方法。

これ自体は、最悪の場合この方法をとることに考え方としては
なっていますが、現行年金制度はもう一つ大事な約束を
しています。


それが「100年安心」です。

平成16年の改正の時に、

「今度の改正をすれば、100年安心です」

と言って改正したのでした。

そして.....この改正時の試算条件に、
国庫負担の2分の1への負担率アップがすでに
織り込まれていました。

ということは、今回2分の1への負担アップが可決されないと
年金制度は100年もたず、破たんする!?


年金制度は、先進国であれば、まったくそういう制度が
ない、というわけにいかないでしょうから、破たんする前に
なんらかの対策、もしくは、有名無実化策(年金はあるが
とっても少ない等)が取られる可能性のほうが高いと思います。

それは、全額税方式(野党は、すぐこれにしよう、
と言っていますね)かもしれませんし、保険料増・年金額カット、
そのミックス・・・どうなるかは予想の域を出ませんので
ここではふれませんが。


でも、一応いいこともあります。

国民年金の保険料は「免除」という制度があり、
25%・50%・75%・100%免除の種類があります。

もちろん、扶養人数と年収等による条件がありますが、
もし、この免除を申請して、たとえば、100%免除を
受けたとしましょう。

その時でも、国庫負担が2分の1であれば、
本来保険料を払っていないのでゼロであるはずの年金額が
2分の1は出ます。



というわけで、国民年金は払っておくか、払えなくても
年収等の条件をクリアする場合は、必ず免除申請をしましょう!


将来、仮に制度が変わっても、年金未納者には、
国は、おそらく冷たい仕打ちをするのでは・・・

でも、社会保険庁もぼろぼろだったので、
その辺は強く出れないかもしれませんが。

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