【コラム】 平成23年税制はどう変わる!?(5)・・・株式・株式投資信託の所得は、軽減措置が延長されます。
所得者は、投資からの所得もある方が多いでしょうから、
その他の増税を相殺して有り余るほどのインパクトが
あったかもしれません。
配当、分配金や、売却した時の利益(譲渡所得)に対する
税金は本来20%(所得税と住民税)のところ、10%に
軽減されています。
ですが、平成23年税制改正で2年延長が決まり、平成
25年12月までは10%でいい、ということになりました。
目指しているところで税金が上げるのは、駄目だろう、
景気回復、デフレ脱却しないのに増税(軽減をやめる)と
腰をおってしまうだろうということで、2年延長が
決まりました。
及び譲渡所得等の非課税措置(日本版ISA)と言われるもの
は、平成26年1月以降の導入になりました。
かわりに、3年で300万円分の投資からの利益については、
非課税(税金かけない)にする、という措置ですが、これは
本則に戻る平成26年以降にずらします、ということに
なっています。
他にもいろいろありますが、機会があれば
また税制についてはとり上げていきたいと思います。
<平成23年税制はどう変わる?・完>


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